石蟹のような化物(いしがにのようなばけもの)
【『稲生物怪録絵巻(いのうもののけろくえまき、いのうぶっかいろくえまき)』より、5日目。】
5日目、稲生平太郎の前に現れる大石に指や眼がはえた蟹のような化物 漬物石に指や眼がはえている蟹のような姿で描かれている。
【『稲生物怪録』(いのうもののけろく、いのうぶっかいろく)】
江戸時代 寛延2年(西暦1749年)、備後三次藩(現在の広島県三次市)で 藩士の稲生武太夫(幼名・平太郎)が7月の三十日間に体験した妖怪談をまとめたもの。
描かれているものをはじめて見たとき、『遊星からの物体X』(1982)のノリス・クリーチャー(スパイダーヘッド)や、『エイリアン』(1979)のフェイスハガーの元ネタか!?と思ってしまいました。
なんばきび
TOPへ