目目連(もくもくれん)
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』などに記載されている妖怪。
『今昔百鬼拾遺』の文では『煙霞跡(えんかあと)なくして、むかしたれか栖(すみ)し家のすみずみに目を多くもちしは、碁打のすみし跡ならんか。』とあり、
碁打ちの住んでいた家に碁打ちの念が家全体に広まったものらしい。
廃れた碁打ちの家の障子に碁打ちたちの念が目としてあらわれ碁に興じるさまを描きました。
庭からはえた蔦は手のように動き、碁は空中をとびかっています。
なんばきび
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