大善院の大蜘蛛(だいぜんいんのおおくも)
京都五条烏丸の大善院というお寺に現れたとされる、大蜘蛛の妖怪。
ある山伏が、この寺に泊まった際、夜更けに、その山伏の顔をなでる毛むくじゃらの手が現れた。
山伏はその手を刀で切り落としたところ、早朝、2尺8寸(約84cm)の大蜘蛛の死体があった。
京都妖怪博覧会、オモカゲ一座さん主催、オモカゲ夜会の演目一つ、
百物語の館さんによる、怪談ライブで聞かせて頂いた怪談をモチーフに描かせて頂きました。
夜会の場所が、この伝説の舞台となった京都大善院の本堂そのものでしたので、はんぱない臨場感でした。
合間 太郎
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