窮奇(きゅうき)
渾沌、トウテツ、檮コツと共に四凶と呼ばれている中国の悪神。
山海経、西山経では、牛の様な姿で、はりねずみの毛を持ち、声は犬のほえるようとある。
神異経では人語を理解し、人が争いをしていると正しい方を喰らい、
誠実な人がいるとその人の鼻を喰らい、悪人がいると獣を捕まえて贈るとされる。
「窮奇は広莫風を吹き起こす」とも記され、風を操る事が出来るとされた。
五帝の一人、帝・少昊の子供であるともされ、身分の高い出生でもある。
帝・舜に敗れ三危へ流されたとされる。
デザイン上描かれてあるお札は健康祈願等、めでたいものばかりだったりします。
さすがに不吉なお札を描くのは気がひけましたので。
ちなみに四凶の絵そのものも、中国では魔よけの効果があると言われているそうです。
合間 太郎
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