猫又(ねこまた)
人家で長年飼われていた猫が妖怪化したもの。
尾が二股に分かれている。人の姿に化け、人を化かすとされる。
百怪図巻では、三味線を引く女性に化けた姿で描かれており、これは猫の皮を使って三味線を作ることから同族を哀れむ、または皮肉をこめて三味線を奏で、歌っているとされている。
猫又にも成長過程があり、さほど普通の猫と変わらないもの、ようやく二本足で立てるようになったもの、完全に人型に変化できるものと、年期によって化ける能力に違いがあるそうです。
合間 太郎
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